音高&音大の新入学生あるある
新年度を迎えましたね♪新入生は入学式を終えて、オリエンテーションを行っている頃でしょうか。
さて、音高や音大に入った時、新入生にはどんなことが待っているのか、きになりますよね。今日は、よくある出来事をご紹介したいと思います。
【音高&音大の新入学生あるある】
では、みていきましょう。
①レッスン日時決定
音高&音大は他の学校と大きく違うところは、レッスンが授業単位としてあることです。
レッスン=習い事のようなもので単位になるの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、音高&音大で一番重要な授業がレッスンです。
レッスンは主科と副科があり、声楽科の場合は、主科が声楽、副科は多くの場合ピアノです。第二副科がある場合は管楽器や弦楽器を習う場合もあります。
このレッスンで習っている楽器(声楽)では実技試験が設定されており、点数が付き、順位が出ます。順位が生徒や学生に発表されるかどうかは学校や、門下の先生の判断で変わります。
音高の場合この順位がのちに推薦わくに影響してくるようになります。
音大の場合は成績優秀で卒業すると、卒業後新人演奏会に推薦されたり、大学院への進学の道なども開けてきます。
レッスンの日時は最初のオリエンテーション期間に決定し、半年または一年間その時間に通うことになります。
②試聴会
試聴会は大きいもの、小さいものなど学校によって様々ですが必ずあります。
例えば、東京藝術大学では入学後1ヵ月以内に試聴会が行われ、学生、先生、全員の前で歌うことになります。
春休みにのんびり羽を伸ばしていると取り返しがつかなくなります。
また、全員は聞かなくても、初めてついた門下の先生の前では、必ず「何か歌ってみて」と言われます。歌もピアノもそうですが、どのくらい演奏できるかで、教えるレベルや、どんな声なのかなどを判定するので、必ず聴かせられる曲1~2曲持っていきましょう。
そして、次のレッスンで取り組む曲を決めるので、日本歌曲集やイタリア古典歌曲集など何曲も入っている楽譜を持っていくことが重要です。
③クラス分け
ソルフェージュなどはクラス分け試験が最初に行われる場合が多いです。
入試の結果をみて、クラスが割り振られる場合もありますが、初回の授業でクラス分け試験、次回までにクラスが振り分けられるという場合が多いです。
ソルフェージュは視唱、聴音、楽典、和声など種類は学年によって様々ですが、人数が少ない学校だとクラス分けをしない場合もあります。大学になると楽器、レベルなど様々な選び方でクラスが決まります。
いつ試験があっても焦らないためにも、必ず鉛筆と消しゴム、定規は持ち歩きましょう。
いかがでしたか?
聴かせられる曲を準備していない、筆記用具を持ち歩いていないなど、慌てないようにしっかり準備していきましょう。
【音高&音大の新入学生あるある】
①レッスン日時決定
②試聴会
③クラス分け